外貨預金の仕訳

外貨預金の仕訳

外貨預金の仕訳けは円預金とちがって、為替レートで換算する必要があるのでちょっと面倒に思えるかもしれません。
でも、慣れてしまえばそれほどでもありません。

例えば10,000ドル外貨預金を円預金に振り替えた場合で考えてみましょう。
ドルの外貨預金を作ったときのレート:1ドル@105円、円転時のルート:1ドル@100円とします。
円預金に振り替える前の外貨預金の残高が 1,050,000円であった時の仕訳は、下記のようになります。

普通預金(現金) 1,000,000円 / 外貨預金 1,050,000
為替差損 50,000円 /

商取引の場合も同じです。
例えば、外貨預金を開設して海外取引をしたとします。商品が先方に届いた時にドルで入金され、仕入先にもドルで送金した場合です。
円預金ですと、商品を仕入れた時には、借方商品、貸方普通預金。入金がされた時には、借方普通預金、貸方商品ですね。

外貨預金のときは、それぞれの取引時(商品出荷時・決済時)にその日のレートで換算することにして、時期のズレによる差損は為替差損益として計上します。
決算時に未決済分があればそれも期末レートで換算します。レートには平均レートなどを使うこともあります。
為替差損益を使わず売上高を修正する一取引基準という方法もありますが、この基本は二取引基準のようです。

しかし、もう一つ「有価証券」として仕訳けする方法があります。チェックも外国通貨も現金ではなく「有価証券」として仕訳けする方法です。

上記の例の場合、1万ドルの入金があり、入金時のレートがUS1ドル=100円(TTB)としたとします。その仕訳は以下のようになります。

有価証券1,000,000売掛金1,000,000
これを決済したときレートが95円、手数料5,000円かかったとしますと
当座預金945,000    有価証券1,000,000
支払手数料5,000
為替換算差損50,000

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