外貨預金とウォン
ウォンとは韓国の通貨です。韓国は半導体と鉄鋼が主力輸出品でしたが、半導体不況やアジア通貨危機、保有外貨も底を付いて経済危機を迎えウォン相場は下落しました。一時持ち直しましたが米国サブプライムローンの影響などもあって再びウォン相場は下落しているようです。
外貨貯金においては、ウォンを取り扱っている銀行はかなり少ないようです。短期・長期の外貨定期預金でウォンを扱っている銀行はあるようですが、現在のところウォンから日本円への両替が困難な程、銀行はウォンを不安視しているといいます。
ウォン下落と円高で外貨預金の預入れには良いチャンスのように思われます。一方で、外貨預金で為替差益、すなわち差額の利益を得るには円安になってもらわなければなりません。為替の円高傾向は続きそうだという見方が大勢なので、旅行中に韓国で円をウォンに替えて買い物するとか、外貨預金にあてるとかいった目的以外ではあまり利益は感じられないでしょう。それにウォンが暴落しても、円高が進めば結局は損する可能性が大きくなります。
とはいっても、ウォンの下落のお陰で韓国には海外からの観光客が急増し、韓国の経常収支は黒字に転換したといいます。またウォン安が輸出企業にとって追い風となり、中長期的にみればウォン安は韓国の経済を下支えする効果があるとの見方があるそうです。今後の韓国経済の発展を見越して、長期的にウォンの外貨預金を資産運用の投資先と考えることはできるかもしれません。
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