外貨預金 手数料

外貨預金の手数料

外貨預金の魅力といえば、「金利が高い」ことが挙げられます。
でも、高い金利の影に隠れた「外国為替手数料(為替手数料)」の存在を見落としてしまうと、円転時に高い手数料が差し引かれてしまい損をしてしまうハメに…。
でも裏を返せば、為替手数料について知識武装していれば、賢く立ち回ることができるともいえますから、しっかり勉強して外貨預金で得しましょう。

為替手数料を簡単に説明すると次のようになります。
円の定期預金が満期になったので外貨預金することにするとします。米ドル建ての外貨預金にする場合、銀行で円を米ドルに交換しなければなりません。また、急にお金が必要になったら、今度は米ドルを円に戻さなくてはなりません。この異なる通貨を交換する取引を「外国為替取引」といい、その都度「外国為替手数料(為替手数料)」を銀行へ支払うことになります。

通常、円預金は手数料がいらないのに、外貨預金に手数料がかかるのはなぜでしょうか。
それは、交換するための外貨を準備したり、専用のシステムや人員を配置したり、また刻々と変化する為替レートに対応したりするための費用が必要だからです。
ここで注意したいのは、これらの費用が金融機関によってマチマチだということ。インターネットを利用して経費のかからない体質を目指す銀行があれば、経費をかけても決めの細かいサービスを信条とした銀行もあります。そんな違いが為替手数料にも反映されるので、場合によっては手数料に数倍もの開きがあることもありますから、チェックを怠らないようにしたいものです。

実際に為替手数料をシミュレーションしてみましょう。
1ドル120円のとき、1万ドル(120万円)を金利5%で預けた場合。
1年後、為替レートが同じならば、受け取るのは元本プラス6万円、元利合わせて126万円…ではありません。
ここに、為替手数料が登場します。
一般的には片道1~2円の手数料がかかります。外貨預金預入れ時の円貨→米ドル貨、円転時の米ドル貨→円貨の往復の手数料が必要になります。つまり、片道手数料が1円だとすると、往復で計2円の手数料がかかることになります。

為替手数料が1米ドルにつき1円の場合。
(1万ドル×1円)×2=2万円を差引かなければならないので、126万円-2万円で手取り金額は124万円。
為替手数料が1米ドルにつき25銭の場合。
(1万ドル×0.25円)×2=5千円なので、126万円-5千円で手取り金額は125万5千円になります。

*税金は考慮していません。
*通常、金利は百分率(%)で表示されるのに対して、為替手数料は1米ドルにつき●円と表示されます。それぞれに単位が違う(%と円)と分かりにくいので注意しましょう。

為替手数料は一定なので、期間によって利息を受け取る外貨預金を短期間で換金すると、為替レートが同じでも元本割れ(通貨価値が預金(投資)した額よりも下回ってしまう状態)になる可能性があります。

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